歴史

『台湾海峡一九四九』読み終わった。 いやもう面白い。視点としては民衆はどこの国であろうと虫けらのようなものですね、という感じなんだけど、かつ著者の言葉はカラッとしていてどこか突き放したようなそれでいて離れないと言う不思議な文章。その所為かか…

評伝 斎藤隆夫

読みおわったのでメモ。 評伝 斎藤隆夫―孤高のパトリオット作者: 松本健一出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2002/10メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (3件) を見る 岩波現代文庫からも出ている模様。 面白かった。静思堂に行った…

フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白 【The Fog of War: Eleven Lessons from the Life of Robert S. McNamara:2003】

見た。 フォッグ・オブ・ウォー マクナマラ元米国防長官の告白 [DVD]出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント発売日: 2005/02/23メディア: DVD クリック: 25回この商品を含むブログ (23件) を見る アメリカ合衆国のマクナマラ元国防長官の…

いやぁ今回の『リーガル・ハイ』は面白かったなぁ(まだ言ってる)。 で、昨日は南モンブラン市ならぬ南アルプス市を馬鹿にしたんだけども新市名繋がりで思い出したことがひとつ。 もう何回も書いてるけれど“丹波市”のこと。 あのね君たち、そこほとんど丹波…

江戸東京たてもの園

快晴のなかてくてく歩きまわった。 ほぼすべての建物を見た。はず。29の建築物と移築中の三島邸(由紀夫さんではない)も見た。 ということで予想外に時間が経った。でもかなり面白かったのでOKですはい。 三井財閥のひとの戦後建てた(京都や大磯や東京にあ…

東方社(木村伊兵衛!)が撮影して発表していなかった東京大空襲の写真についてのドキュメンタリー。 580枚、という数字から想像したような内容ではなかった。数枚の写真について関係者を探し出してその話を聞く、というのがほぼすべて。かなり少ない。まあ…

で、昨日どこへ行ったのかというと御所市柏原にある水平社博物館。なぜそんなところへいこうと思ったのかというのは実は良く覚えてないんだけど、たぶんこれのせい。 人の世に熱あれ、人間に光あれ ね、これかっこええでしょう。ちょっとカッコつけすぎちゃ…

もう歴史と呼んでもいいころ

そういえば、先日パンドラの箱を開けてお掃除してきたときに見つけて、これを持って帰ってきた。 『今日のソ連邦』という雑誌。ソ連大使館広報部が編集、発行は新時代社。すげぇ。1989年7月15日号だと。 その目次。一番でっかく取り上げられているのが『第1…

ラボアジエ

ラボアジエは凄い。科学者の鑑だ。 というのもこれ。 ギロチンで処刑された後に、生首が瞬きをすることがある。化学者のアントワーヌ・ラヴォアジエは、フランス革命で処刑される事になった時、処刑後に人は意識があるのかを確かめる為、周囲の人間に「斬首…