夏。ということであるから、気分だけでも海。ということで。

イントゥ・ザ・ブルー [DVD]

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カリブ海で沈没船を探して宝物を手に入れるトレジャーハンターのお話。珊瑚礁を破壊しまくっている大物トレジャーハンターのところから独立して、スキューバのインストラクターのバイトをしながらちびちびと宝物を探し続けている若い男とそいつにくっ付いているどうみても出来すぎな女の子ジェシカ・アルバ。もうね、男鮫に喰われて死んじゃえって。


で、この二人と本土から遊びに来た弁護士で金持ちの男友達と出発直前に引っ掛けた金髪スレンダービッチ(アシュリー・スコット)の4人が宝探しをするんだけれども、映画冒頭で海に墜落した飛行機を見つけてしまうんだけども実はその飛行機は大量のドラッグを密輸していて、だけどそのことを通報してしまうとついさっき痕跡を見つけたばかりの大物沈没船を引き上げる権利を失うとかなんとかで、通報せずに沈没船を特定できる証拠を先に見つけようとエッチラオッチラもぐり続けていると、そのうち金髪ビッチとビッチに唆されたバカ男が勝手にコカインを引き上げて売ろうとしたらその相手がそのコカインの元々の所有者でサッサと引き上げて持ってこないとぶっ殺すぞこのハゲ!などと脅されたので夜中に頑張ってもぐっていたらビッチが鮫に喰われて死んじゃったので中止したらやっぱり怒られて殺されそうになって逃げ回っていたらどうやら大元締めはその昔自分がした働きとして働いていた大物トレジャーハンターだったというオチ。


いっそのことこのコカイン云々というやつをばっさり切り落として、嫌味な先輩ハンターと俺たち4人と怖い鮫だけの話にしてしまえばずっと面白くなっただろうになどとちょっとむりして哲也っぽく書こうとしたら頭が痛くなってきたのでここらへんで止めておく。


大体、水着姿のジェシカたんをたっぷり舐めるように見回すという当初の目的は、どうやら製作者の意図とばっちり一致していたらしく、ジェシカたんの魅力を余すところなく堪能できたのでいいのです。主人公の男も結構な美男子、という感じであるから、観客は男女を問わず美男美女の水着姿を見るだけで満足するべき映画なのです。それ以上は要らない。アシュリー・スコットもなかなか可愛らしいということに気付いたしな。OKOKOK.男は要らないけど。


そうそう。その昔『ヤング・ライダーズ』というへなちょこ西部劇のTVドラマに出ていたジョシュ・ブロリンが出ていて、名前だけ見たのに出てこないなぁなどと思っていたらボスだった。サングラスを外した顔が大写しになってようやく気がついた。だってすげーおっさんになってたもんな。ブロリンって北欧の名前で、実際ドラマではブロンドのイイ男というポジションだったし、あげな汚らしいおっさんになっとるとは夢にもおもわなんだもん。まぁ、夢というかそもそも忘れていたけど。