トゥルー・ロマンス【True Romance:1993】

見た。


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もう17年も前の映画なのか。はぁ。


開始直後、かかっている音楽に聞き覚えがあることに気が付き、そしてサウンドトラックを持っていたことを思い出した。これはVHSでなんどか見ている映画だったけどサントラまで持っていたことはすっかり忘れていた。


クリスチャン・スレーターがいつもとまったく同じ様子で、こいつは大根役者だったことがはっきり分った。なんで好きだったんだ俺〜。はずかしー。


でもまあ、ちゃっちゃと話は進むしキャラが面白いのでいい。今回はドラクセルというポン引き兼コカインの売人を演じていたゲイリー・オールドマンが目当てだったけど、思ってたよりずっとはやく御退場。ただ、悪役っぷりは良かった。身体はヘナチョコだけど。


そういえばサミュエル・L・ジャクソンはさらにあっというまの御退場だった。『スモーキン・エース』のベン・アフレック以上の瞬殺。なんというか彼以外にもキャストが豪華なのね、この映画。


他にはデニス・ホッパーブラッド・ピットクリストファー・ウォーケントム・サイズモア
クリス・ペンヴァル・キルマージェームズ・ガンドルフィーニが出ている。


デニス・ホッパーvsクリストファー・ウォーケンのシーンは良く覚えていた。クリストファー・ウォーケンやるやる。やっぱり実力高いわぁと再確認。あと若くて痩せていたころのトム・サイズモアと若いけどやっぱ太めの今は亡きクリス・ペンのコンビもはっきり記憶に残っていた。このコンビなんとなく似た者同士っぽくて好きだったんだ。ソプラノ親分のにじみ出る変態性もよかった。


ブラッド・ピットはまだ人気が出る前だったみたいだけど、そんなに重要な役ではないにもかかわらず時間的には長めの出演だし、頑張っている感じが見えてほほえましい。


今から見るとすごいキャストという点でも見て面白い映画かも。お話は馬鹿まっしぐらだけどな。ってこれクエンティン・タランティーノ脚本なのね。それでサニー・千葉が出てくるのね。タランティーノっぽい男もエルビス特集の載った雑誌を持って出演してる。