ホット・チック 【ROB SCHNEIDER IS THE HOT CHICK】
これ見た。
- 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
- 発売日: 2005/06/08
- メディア: DVD
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いつかTVで見たことがある“女の子がある日目が覚めるとロブ・シュナイダー=おっさんになっていたというコメディ”
という点だけを覚えていて、探していたんだけもこれじゃないような気もする。
それはともかく。“入れ替わりもの”の映画は洋画邦画を問わず、もうずっと昔からたくさん作られてきたのであって、大体の展開は想像が付く。この映画はその予想を裏切らない、つまり脚本としてはベタな映画だったけれど、どこまでもアホな展開、主演のロブ・シュナイダーの、恥ずかしさを欠片も感じさせ無い突っ切ったアホ演技の所為で結構面白くなっている。
ああ、新垣結衣と舘ひろしの親子が入れ替わるTVドラマ(『パパとムスメの7日間』ですね)があったけど、あれはダメダメだったな。舘ひろしはこれまでのイメージを覆して、頑張った。ということになっているけれど、この映画を見るとまったくダメだったことがよく判る。中途半端なので余計に恥ずかしい。舘ひろしはロブ・シュナイダーの風呂の残り湯でも飲め!というくらいロブ・シュナイダーの圧勝。ガッキーも相当ヘタクソだったがまぁいい。許す。いや許せんが、まぁその。
日本でも鳥肌実主演ならそこそこいいものができるかもしれないと、なぜだかこの映画を見ながらそう思った。鳥肌実のこれまでの芸風を捨ててかなり思い切った演技ができればという条件だけど。
そうそう。この映画の入れ替わってしまう女の子はかなりかわいい。この子の親友としてでてくる女の子もかなりかわいい。入れ替わってからが本番なので親友の方が圧倒的に出番は多いか。
主演のおっさんと女の子はとてもいいんだけど。女の子の恋人役のアメフトのQBやってる男の子がどうみても小島よしおだったので、二枚目役のはずなのに、そう見えないというのが玉に瑕。しょうがないけどねぇw
あ、あと微妙なところでアダム・サンドラーくんが出ていてこれが結構おもしろい。ちょい役なんだけど、なんで出たんだろうアダムくん。
完璧なB級映画。おもしろうございました。でも昔見たのはこれじゃなかった気がするなぁ。