東のエデン 第4話「リアルな現実 虚構の現実」

今週出てきた映画は

だけか。これは見たことがない。


MRIの納入先ということで見つけた火浦という私立病院の院長がNo.5のセレソンで、この院長がセレソンに選ばれた過程を再現してくれる。ある日いきなりミスターアウトサイドと名乗る男から携帯電話を送られて強制的にゲームに参加させられたという。この説明の間、滝沢がスーパーカブに乗っていて、信号待ちの間に隣に停まったタクシー運転手に雑誌を手売りするシーンが挿入される。火浦もタクシーに乗ったあと携帯電話を渡されている。タクシーがカギ?


しかしMRIの納入だけですぐに見つけられるなら、刑事やほかのセレソンだってすぐに見つけられるはずなのに、そういうことは起こらなかったらしい。逆にNo.5は滝沢のログを見て面白いと言っていたのに特に接触しようとはしていない。サポーターを恐れているからだろうか。


ジュイスは明らかにセレソンごとに対応が違う。仕事は別として好き嫌いがはっきりしている。No.4の近藤刑事のときは冷たかったし、今回のNo.5火浦院長の場合には敬意が感じられたし、No.9滝沢に対しては好感を持っていることは第1話でもはっきりしている。


その第1話で素っ裸に拳銃を持ってホワイトハウスに向かおうとしていた滝沢を車の中から見ていた男もジュイスから救世主たらんことをと呼ばれていたが、彼がサポーターなのかな。院長室に入ってきたサポーターも背広の男だった(面識はあるようだった)。でもNo.9もこれで終わりだな、と言いつつ殺してはいない。ジュイスジュイスで、少々惜しい気もします、と答えているので、明らかに普通のセレソンより上位にいる。


No.4もNo.5も死ぬ瞬間は描かれていないので実は殺されていないかもと思ったけれど、闇金のチンピラ2人とたまたま通りがかったラーメン屋のおやじも殺されているので、死んでいるんだろうなぁ。


セレソンやサポーターというネーミングに11名+1名という数。セレソンポルトガル語なので南米でサッカーが盛んなところに、ミスターアウトサイドは居るのかもしれない。日系移民かな。一般市民の殺しも厭わない非情さからはスラム育ちということも考えられる。全部で11話、今のところ2週続けて一人ずつ死んでいるので、これからも一人ずつ死んでいくのかな。とするとストーリーは決定済みということだな。