泥沼にはまったような

ということで、『ラ・イストリア』読了の勢いそのままに突入した『バーチウッド』、ぐんぐん読み進めて今日中に終るかも?と思ってたけど、甘くなかった。天気の良い日に芝生の上をきもちよく走ってたら急に雨が降り出してドロドロのぬかるみに突入したかのように急激な速度低下。ぬかるみつうかピートだろうな、アイルランドだし。


ということで、やっぱりしんどい『バーチウッド』は。むずかしい。一読してもよくわからないところをじりじり読み進めているけど、やっぱりよくわかってない気もする。


2部に入ってでぶのサイラスが再登場したんだけども、なんかおかしい。ひょっとしたら1部と2部のゴドキンは、どちらもガブリエル・ゴドキンだけど、違う人物なんじゃなかろうか。この本、最初っから「谺」という言葉がしつこく出てくるけど、その大部分は一族の歴史のなかで繰り返し出現する同じ名前のことを指しているので、そんなことも思ったんだけど、ページを戻ってたしかめる気力がありません。無理。


「爆発する棺桶」も気になるけど。