今作っても100年200年経たないと同じものにならないって分かってるのかな。

取り壊されたのは「井田家住宅」の主屋(おもや)(江戸末期、169平方メートル)と内蔵(同、25平方メートル)。主屋は木造2階建てで、1階の正面には奈良格子と呼ばれる格子がある。伝統的な町家として2002年、有形文化財に登録された。


 マンションの建設計画が持ち上がったのは10年。市教委は関係者に説得を続けたが実らず、昨年11月、解体の届け出があったという。


 マンションを建設する「パナホーム」(大阪府豊中市)によると、跡地には解体した井田家住宅の部材をできるだけ再利用して町家風の集会所を建てる。近くに住む寺田玲子さん(77)は「思い出がたくさん詰まった建物なのに、本当に悲しい」と話す

結局はお金の問題なんだろうけど奈良市は奈良町を中心にあの一帯をどうしたいのかというビジョンないんだろうな。いつまで経っても京都のおまけのままだ、こんなんじゃ。