晴れ


快晴。

大蟻食せんせの講義第2回目に行く。

中盤まではついったーや『アンダーグラウンド』やゴヤのお話。終盤に入ってようやく笙野頼子『母の発達』の話に入る。

これがもう聞いたことないくらいのべた褒め。称賛。そういった話はちらほらと読んではいたけれど具体的な内容は初めてかもしれない。ただ、今回の講義のために新幹線のなかで読んできたんだけども、わたしにはさっぱり分からなかった。いろんな母を作り出し、各々の母についてストーリーをつけることで『なんでででもある母』にしてしまい、つまり裏返せば『なんででもない母』ということになるので、それをもって『母の解体』ということだ。と言われればそうですね、とは思うものの、みなさんのおっしゃるような劇的な読書体験には至らず。というかかすりもしてません。はぁ。

ま、『金毘羅』か『水晶内制度』から読めば?というアドバイスもろたのでそうしてみようと思う。

いろいろイメージというかもやもや同士がくっついたりしたので、それについてまた後日メモる予定。

あとはいつものお茶会と宴会。笙野頼子さんのファンで、大蟻食せんせのは『バルタザールの遍歴』と『ミノタウロス』しか読んでない、という女性がお隣にいらしたので笙野さんの話をすこし聞いた。ドイツとスラブの話も面白かった(これは近々別の話で使うかも)。

宴会。

書きながら泣くくらいなら殺すのやめりゃいいじゃんか!

おわり。