第5回 黒船と剣

面白かった。


黒船を見ようとして尋問された場面で刀を抜きそうになったけど抜かずに走って逃げた龍馬を見て、ひょっとしたら最後まで刀を抜かずに終わらせる気かもしれんと思った。あるいはここぞという場面で抜いたときのカタルシスのためかもしれんけど。それにしても鉄砲持ってるんなら撃てよ、おっさん。


最初、これは龍馬にカメラ背負わせて、幕末の日本を見てみようっていうドラマかと思ってた。でも今回見てて考えが変わりました。いつもどおり畳みかけるように大げさな場面つづくんだけども、よーく見ると至るところギャグだらけ。ギャグというかコメディね。そういう意味で面白かった。匙加減がちょうどいい。深刻な状況を真面目にやるとコメディになるのかもしれないけど。というかドラマにかぎらず、そもそも人間が生きてるってそんなもんかもしれないけれど。哀しくておかしい。