第3回 偽手形の旅

広末うぜえな、まったく。自分の役が全体のなかでどういうものなのかわかってねぇ。いつまで経っても、年喰っても子供産んでも、やっているのはアイドル時代の、今となっては気色悪いだけのバカ顔だけ。


あのバカは死ぬまでバカやっていくんだろうか。などと思っていたわけですが、ひょっとしたらそれが制作側の意図であって(本人はそう思っていないだろうけど)、あれはあれでいいんじゃないのかなーと。


要するにバカな視聴者向けの要員だろうと。だって神社で願い事するのに口に出してるんだぜ?すぐ後に龍馬に会って、祈願していたのは江戸に向かう龍馬の安全ではなくて良縁にたいするお礼だとか言って、嘘をつかなくてはいけない状況だったにしてもだわ。


そんなものいちいち言わんでもわかろうが。といった糞ゼリフ・糞演出を担う馬鹿専役者なのかもね、と思うと少々こころに余裕が生まれました。


しかしこのドラマ、役者(バカを除く)が濃い人ばっかりなのね。兄貴の杉本哲太、姉の寺島しのぶ岩崎弥太郎香川照之にその両親の倍賞美津子蟹江敬三に加尾の兄の宮迫博之。暑苦しい顔ばっかり。


例外的なのが龍馬の福山とその両親の児玉清草刈民代。顔がみえただけでスーッとしてくる気がするわ。


岡田以蔵は細すぎる。あれで人を斬れるわきゃねえ。龍馬もどうかと思うけど。