東のエデン 第11話「さらにつづく東」

いやあ、やっぱり終わらなかったな。


映画も2本もやるという。とりあえず一本は劇場で見ようかと思わせる程度の出来ではあった。とにかく分からないことだらけで、全部見たいっ、と思わせるという非常に単純な手口だが、乗ってやろうじゃないか。


豊洲シネコンに2万の裸のニート。しかも長い間コンテナに詰められて海上輸送されてきて解放されたと同時にうおーと飛びだした癖に最初にやることと言えば自分たちの携帯電話を探すこと。と言うあたりがリアルな感じでよかった。


やっぱりノートPC置き忘れたのは計算のうち、複線だったのね。そういうアングルだったから当然だろうけど。それより裸のニート2万人のなかに突入した咲とみっちょんが面白かった。びびる咲に対して言ったみっちょんの台詞が泣けた。アニメの中なのに「あの人たちたぶん2次元にしか興味がないから」ってwwwアニメの中なのに!二人が走ると海が割れるように男どもの群れが真っ二つに割れるし。モーゼか!


1ッ箇所に集まった2万人の携帯電話が繋がるか?と思ったが、それなりに回線とアンテナを増強してればいけるんではないだろうかと思った。


しかし、頭、まる坊主にされてすっぽんぽん。ドバイからの輸送に何日かかるのかわからんが髪の伸び方を見るとそれほどでもなさそう。変なのは、全身日焼けしているところか。ドバイで労働してたとしてもパンツくらいは穿いていただろうに。


ということは船の上で日焼けしたってことになるか。日中コンテナから出てたってことになるな。そりゃ詰めたままだと死ぬだろうけど。


柴犬の飼い主だった日傘をさした女性ってのはなにかの元ネタがありそうだったな。なにかの映画、それも邦画っぽい元ネタ。


映画の元ネタっていえば、東のエデン - Wikipediaの各話リストに、出てきた映画や場面引用された映画のリストがあったのに、今みたらなくなってるのね。シネコンが『ドーン・オブ・ザ・デッド』ってのはわかったけど(今回平澤がニートどもをゾンビどもって言ってたな)、いつだったかサークル“東のエデン”の最年少春日晴男が登場するシーンが『椿三十郎』の人質が押入れから出てくるシーンのパロディだって書いてあったのは気がついたやつすげえと思ったんだけど。残しておけばいいのに。だれだ編集。


ま、とにかく。わけの分かんないことがいっぱい残っているので映画ですっきりさせてくれることを期待。思わせぶりなだけでお仕舞いだったらぶちぎれるからな、神山ぁああ。


そうそう、東のエデンのパンツ総番長こと板津=ぱんつ=豊が生きていた。よかった。