決まったのね、臓器移植A案。

ずいぶん昔にNHKで見た海外ドキュメンタリーに、こんなのがあった。記憶もあやふやだし、いま調べてもタイトルすらわからないほど昔ですが。
 オランダ人だかベルギー人だかの青年がアメリカを放浪旅行中、交通事故に遭い、脳死状態になった。身分証明書が見つからなかったため、青年はホームレスとして処理された。
 やがて身元が判明し、母国から遺族がやってくると、病院側はあわてた。身元不明のホームレスの場合、同意が必要ないため、臓器を移植用にあらかた摘出していたのである。
 こういうことになると、たとえ臓器提供に理解のある遺族でも怒るわな。「脳死は人の死である」とは科学的事実ではなく信念にすぎないんだから、共有しない人に無理強いしちゃいけないと思うよ。




これかなぁ。


119 名前: アメリカは怖かトコじゃあぁぁっ!! 投稿日: 02/03/05 17:15 ID:+zzWwJ+J

以前NHKで放映していたドキュメンタリーも怖かった。

デンマ−ク人旅行者の青年がアメリカでヒッチしたら車がどんどん

人気のない所へ行くんで怖くなって車から飛び下りケガをした。

救急車で病院まで連れて行かれ、そこで身元不明の死亡者として角膜、

あらゆる臓器を抜かれてしまった。

抜き取る前に何故遺族に連絡と承諾の確認さえしなかったのか?

納得の行かない青年の両親は何度も渡米し法律家にも相談し、

膨大な時間、金、エネルギーを使い真相を調べようとする。

ついに当時の関係書類に医者の字で『デンマーク人』と記載されていた事を突き止め、

「救急車で搬送されてきた当時、青年が外国人である事を示すものは何もなかった」

という病院側の主張はウソだった事が判明。勢い込んで裁判に持ち込もうとするものの、

アメリカで外国人が訴訟を起こしても勝てる見込みはまずない」と

弁護士に説得され、諦める。

結局その後国際間の臓器摘出承諾の連絡と確認を義務付ける法律が制定されただけと言うオチ。



相手がヨ−ロッパ人でさえコレなんだからねえ。

日本人の小金持だって“抜き取る側”じゃなくて“抜かれる側”だと肝に命じて

油断せず、滞米中は事故って救急車に乗せられないこったね。

『コ−マ』ってかなり前の米映画そのまんま。




これ読んでて、自分もなんか見たことがある気がしてきた。ふう。


私は、自分に移植できる状態の臓器を持った誰かが死ぬのを待つような生き方はどうかと思うのでドナーになる気はないし、自分も誰かの臓器を貰おうとは思ってないんだ、いまのとこ。善意だの愛だの言ったところで誰かの死を土台に、というか前提にした生ってなんなんだろう。と思うので。これに答えが出るとき、判断する。