曇っていたし気温も低かったし風もそこそこ吹いていたけど汗が出やすい一日であった。湿度が高かったのであろう。ざっと降ってぴたりと止むくらいのほうがよかった。

そんな中途半端な空模様とはまったく無関係であるが、今日はいろいろとあって大変だった。

まず、朝起きてなんだかべとついた感じがしたのですっきりしてから出ようと思ってシャワーを浴びたのだが、なにを思ったのか頭からジャーっと浴びてしまった。ちょー!髪の毛びしょ濡れ!

あわててドライヤー最強にして乾かす。熱い。あせりもあって汗をかく。意味ねぇ。

帰り道。駅から出て人通りの多い歩道を足早に歩いていると、ちょうど隣にいた男がたばこに火を点けた。振り向きながら間髪入れずに言ってやった。

“どこで吸うとんねん、ハゲッ!”

言い終わると同時に顔をみると本当に禿げた60歳くらいの爺であった。しね。もう少し歩くのがゆっくりしていたら唯の「ハゲ」ではなく「クソ禿」と言っていたところであった。これだとちと言いすぎな気がする。早足でよかった。

で、帰ってきて汗でべたついた体を心おきなく隅々まで洗い、流し、すっきりする。気合いを入れて洗ったので浴室から出るときに“とうっ!”などと叫びつつ飛び出したら、柱に胸をぶつけた。左の乳首が擦りむけた。急にしにたくなった。

傷心を抱えたまま晩ごはんを食べ、日記を書いている。 ←いまここ。

はぁ。