悪魔の呼ぶ海へ 【The Weight of Water】

TVで深夜やってた。

悪魔の呼ぶ海へ [DVD]

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移民としてアメリカにやってきた漁師コミュニティで起こった殺人事件を100年経った現在のカメラマン(ライター)が取材するうちに真犯人を見つけるというお話。カメラマンの置かれた状況も100年前の事件と微妙にシンクロしていて、同じような事件が起こりそう、というのがねらいだったのかもしれないが、失敗している。そもそも100年前の事件を解明する道筋もむちゃくちゃ。破綻している。


海が舞台だけど、寒くて暗くて鬱陶しいだけ。まるで『シッピング・ニュース』そっくりの海。あれも鬱陶しかった。


そんななか、一点だけ救いがあるとすれば100年前のほうの主人公を演じているサラ・ポーリー。おでこかわいい。


この子なーんか、どっかで見たことあるなぁと思っていたらその昔NHKでやっていた『アボンリーへの道』で主役のセーラ・スタンリーをやってた子役だった。むう。そりゃ歳だわ。風邪引いても気付かないほど耄碌しててもおかしくないわ。あのちびっ子があんな、あんな、ん?やっぱりちびっ子じゃないか。いや、小さいけど大人だ。やることやってるし(痛々しいけど。工藤夕貴の『ピクチャー・ブライド』みたいだけど。見てないけど)。


おでこが綺麗な女の子はイイ!