ちりとてちん

いやぁ、やっぱりええわ。一家総出で押しかけるなんてむちゃくちゃですが、まあええかと思うくらい気に入ってしまいました。


渡瀬恒彦は二枚目なのにボロボロのきったない格好させてもとてもいい感じなのには驚きました。これからもっといい仕事ができるかもしれません(渡哲也の織田信長よりも)。


それよりも、小草若。いつか小が取れて草若になる日をという台詞。まんま、桂小米朝に当てはまるわけですが、小米朝と中のよさそうなNHK大阪としてはかなり大胆なことをしましたね。と思っていたら既に小米朝小米朝にあらず。桂米團治を襲名したそうな。


そういえば、草原役の桂吉弥のお師匠さんは桂吉朝さんだったようで(キッチョウはキッチョウでも吉兆やない、吉朝で御座います)。この方はえらい評判の良い噺家でいずれ米朝一門の跡目というか四代目桂米朝というようなことやったと。それが病気ではようにのうならはって、確か桂ざこば師匠は今でもこの人の話になると直ぐに泣いてしまゎはりますな。


しかし、これから先、話どうするんでしょう。もうクライマックス迎えてしまったような。あ、そうか女落語家の話やったな。本題に突入でっか。