晴れ


暑い。朝っぱらからおそろしいほど晴れ渡っていた。

とはいえ、夕方になると、広がった青空のむこーの方に巨大な入道雲がでーーんと居座っているんだけど、反対の空にはどんよりねずみ色の雨雲がぞわぞわーぞわぞわーと微妙な速度で繁殖しつつこちらへ寄ってくる。夕立ktkr!

夕立とはよく言ったもので、ここ数日夕方になると必ず雨雲がどこからかやってくる。いつも降るとは限らないけど、あれがないと植物はやっていけんだろうなぁ。

と、思いながらその辺の立ち木や雑草を見ていたらまたしてもつまらないことを思いついた。

なぜ世の人は“ど根性雑草”と言わないのだろうか。ものすごいところに生えているぞ。そんなとこ隙間あったのか!?みたいなところから顔を出してる奴とか、溝ブタの格子の間から、伸びては踏まれ伸びては踏まれを繰り返してる奴とか。

“ま、掃き溜めの鶴でないと意味がないってことか”などと、この掃き溜めのゴミは考えていました。ゆるしてくださいははうえ。