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上記のような理由で激しくウツ状態に陥ったので、そいつを打ち消すために見た。
- 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- 発売日: 2006/04/01
- メディア: DVD
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ま、何回か見てるけどやっぱりよく出来てると思う。ちょっと元気がでる。ちょっとだけど。
その“ちょっと”の結構な部分はヒュー・グラントで、こういう映画にはやっぱりこの人が一番似合う。
まぁ、他の役者もみんないいんだけど。エマ・トンプソン、アラン・リックマン夫婦もいいし、情けないコリン・ファースもいいし、ブタ鼻連発するビル・ナイとマネージャーもいいし、ヒュー・グラントにケツ蹴っ飛ばされるためだけに出ていたビリー・ボブ・ソーントンもいい。ローラ・リニーだけが、ちょい救われない感じなのもスイカにかける塩みたいに効いているし。ポルノの二人とアメリカへ行った若いスティーヴ・ブシェミ見たいな奴も他のエピソードに比べると随分単純だけど、映画全体の雰囲気を盛り上げるのにはちょうどいい。枯れ木も山の賑わいというとアレか。花束にいれるかすみ草みたいな感じといったほうがいいか。ぶわっと幸せな雰囲気を広げる役。
シグルイの陰の気を打ち消す陽の気を!と思ってみたんだけど、真夏の夜中にクリスマス映画を見るというのも悪くなかった。