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発売日に買う漫画なんて『ベルセルク』くらいのもんだけど、買った。
- 作者: 山口貴由,南條範夫
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2007/08/21
- メディア: コミック
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そういやどちらも遅筆なのか、発刊のペースがとても遅いな。三浦建太郎も山口貴由もヤングアニマルで書いている/いたし、そういう意味であの雑誌はシャカシャカかけないけれどもいいものを描ける人が育つ場なのかもしれん。つまらない漫画ばかりだなと思っていたけど考えを改めよう。とはいっても買わないけど。
で、『シグルイ』だけども。
うぉおおおおおー藤木ィーーッ!
といった感じ。うーん、多少予想はしていたけれどもやはり、やられていたのか。ううぅ。最後の一振りを外して倒れた後、ひきつけを起こしたように襷の端を噛んでいたから出血が止まって助かったということになるんだろうな。
しかしなぁ。逆さづりの状態とはいえ、あの牛股(いや、この9巻でさらに化け物ぶりが上がったからこの牛股というべきか)師範の上段の一振りを受け止めていたのに、伊良子の斬り上げた刀の方が威力があるというのは納得できんな。最後には片手だぞ伊良子は。くそぅ。あの下郎に負けたのか源之助。ううぅ。
まぁ、左腕を失うことはわかってはいたけれど、それにしてもなぁ。頭を狙った打ち刀の一閃が、倒れこむ形の伊良子の頭を外した時点で負けたようなもんだが。孕石備前守がなぁ。一番藤木を買っている人なんだけどなぁ。邪魔だったんだよな。かっこいい爺さんだけど。はぁ。
で、牛股だけど、これはなんというか、化け物としか言いようが無いな。いかにカジキといっても木剣の一振りで人体を両断というのはどうなんだろう。ドラゴン殺し並みの威力じゃないか。前髪落としたばかりで許婚をぶっ殺すというのも化け物らしいと言えばそうなんだけどな。あれは気持ちの上だけで斬ったってことだろうか。違うな、実際斬ったんだろうな権左衛門。
いまのところ8巻がベストだな。結果を知った上で読み返してもベストかどうか自信ないけど、読み返す気力が無いわ。ふぅ。