漢字がカッコいいってのはこういう感じです。

殆ど巻物。なかでも『東大寺献物帳 国家珍宝帳(写真)』これが凄かった。天皇から東大寺へ献納された宝物のリストらしいんだけど、ものすごい漢字の羅列。



とか

なかでも河南省洛陽市出土爾朱紹墓誌蓋(写真)[天理大学付属天理参考館所蔵だったか]に腐れマナコが釘付け。一辺50センチくらいの正方形の石(厚さ10センチくらい?)の塊なんだけど、中央にいくつかの漢字が並んでいて四辺に玄武、青龍、朱雀、白虎が配置されその間には細かな文様がびっしりと彫られている。



とかね。





さらに、いい感じのものも発見。


国立公文書館の“「史記」の中の故事成語”(http://www.archives.go.jp/owning/monthly/06/arcives.html)というページ。慶長年間に印刷された『史記』(これがかっこいい)の中から


驥尾に附す


という言葉が紹介されていて、説明がすごい。


才能のない人でも優れた人物についてゆけば、何らかの成果をあげることができる。



第一回の記念すべきことばがこれです。担当者に何かあったんでしょうか。それとも無能な上司への当て付けなのでしょうか。この選択になにやら情念を感じます。