見ましたよ。なんというかこの前見た『Vフォーヴェンデッタ』と同じような閉塞感あふれる(?)終末的な世界で、見ていてしんどうございました。


始めは揺れるカメラが鬱陶しく感じられましたけど(誰の視点だ?とか)、何時からか忘れて見入ってしまいました。あの脅威の長回しも意識しませんでしたけど。


子供が生まれなくなった世界という設定だけで、ヴィジュアル的にこれといった特殊効果もなく(というかまったくなかった気がする)あそこまで面白くできるんだから脚本が良かったんでしょう。収容所のビルから、自分たちを攻撃していた兵士の間をゆっくりと出てくる場面はなかなか(十字を切るあたりはちょっとついて行けないけど)。


で、マイケル・ケインですが。ツィオルコフスキーに似ている気がした。というかツィオルコフスキーさんの写真が役者っぽいのかもしれない。