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さっきNHKでアルカイダ、アルカイーダ(al-Qaida)やってた。内容といえば、パキスタン(だっけ?)の地域社会に受け入れられているために、ラーディン捜索や組織の掃討にてこずっているとか、アルカイダ本体は人材も失い資金も凍結されて弱体化しているけど、ネットを通じた呼びかけが功を奏して、世界各地で新しいテロが起こっているとか。へぇーと。
地域社会に受け入れられているというのはまぁ、カメラの前で堂々と話してたり、テロ組織に入った若者を英雄扱いしてたり、挙句の果てには部族の長相手に停戦協定を結ばざるを得なかったなどと、かなり進んでいる感じ。編集かなぁ?
ま、もともとアメリカが嫌われてるんだろうけど(彼らは知ってるんだろうか。僕たちがTVや映画で見ているようなアメリカを)、例の“テロとの戦い”で一般市民に犠牲者がでてることが新たなシンパやテロリスト(なのか?パルチザンと呼べばどうなんだろ)を増やす結果になっとると。そりゃそうだろうなと。そうやって地域社会に溶け込んでしまったらどうやって駆逐するのか。いまさらベトナムのようなことや南米の極左組織掃討みたいに村ごとやっちまえは無理だろうし。
そんなことやってるうちに身内からテロを起こされるし。四方八方獅子身中の虫四面楚歌手の打ちようがない手打ちもできないとどのつまりどん詰まり行き止まり“ここからは出られません”。
中東全般で評判悪いというか改善される見込みゼロだし非同盟諸国会議とか気勢上げてるし反米・嫌米って流行なのかね。もし世界的に流行りだしたら困るなぁ。皆が反米つーなら親米になっちゃうよ俺。
ん、なんだっけか。そうだそうだ。そんなことはどうでもよい。NHKで話してた近畿大学(?)の先生の言葉。
いくらなんでもWeb2.0⇔テロ2.0はやりすぎというか不謹慎だろ(と俺が言う)。そんなこと言われたら“だれが上手いこと(ry”などと返してしまうではないか。ちっとも血なまぐささが出ない。明るく軽くなっちまう。ダメ!
それにアルカイダ運動なんて名前つけちゃったら認知したってことになって一気に勢いが増してしまう可能性があるだろ。言葉に引き摺られることだって十分あるんだしな。
危ないよ、ほんと。