純情きらり

もうね、あれ。お話を展開させる、動かすために、普通はいろいろと仕掛けを配置するんだろうけど、純情きらりでは登場人物の愚かさに拠ってる。特に桜子(宮崎あおい)に。主人公だら?これじゃあまるきりアホだら?スターウォーズだら?


末っ子(実際は下に勇太郎がいる)気質とは言っても酷すぎる。今日だってお前の所為で余計な混乱に陥ってるのにピアノかよ!と。隣組のおっさんの気持ちが、戦時に非常時になにをやっとる!に近い感覚が分かってしまった。


笛子もいきなり畑って。キチガイっぽいのは精神的に追い込まれている証拠ということでなんとかおさめる。いや、しかし、冬吾本人がもう絵の事は言うなといってるのにまだ絵がー画がー言ってるのはどうなん?あれか、自分にはわからん絵のことを桜子のほうが判ってるらしいから駄々こねてるのか。冬吾の気をひきたいのか?結局痴話喧嘩ですか。


とはいえ、寺島しのぶは髪振り乱してうぎゃーと叫ぶ情念の女がぴったりなのな。しのぶちゃんの見せ場を作るための無理やりな展開なんだろうか。さあ。


今日は和子ちゃんのマジ泣きしか見るところがなかったね。なんていって泣かしたんだろう。お母さんがバイバイってスタジオから消えたんだろうか。


男闘呼組うぜー! 暑苦しい! 花岡ヤスジ(相島一之)はどうすんだ! マルセイユブラザートム)はどうすんだ!