シスター・アクト〜天使にラブ・ソングを〜@帝国劇場

見た。

瀬奈じゅんが主役。

歌は苦手なほうの瀬奈じゅんだけど、すごく頑張っていた。ところどころ戸田恵子のように聞こえる台詞回しは聞いていて心地よかった。見た目は塗ってたというのもあるけれど池畑慎之介にも見えたり。。

修道院長を演じた鳳蘭はさすがという一言。役柄にもぴったり。そして神父役の村井國夫は歌こそ歌わなかったけれどすばらしい声。

しかしなんといっても素晴らしかったのは見習いのシスター・メアリー・ロバート役を演じた、というか歌ったラフルアー宮澤エマさん。映画版でも図抜けた歌唱力を持っているという設定の役柄だったけれど舞台版でも同じ。瀬奈さんほかみんな歌は頑張っていたし聞いていて気持ちよかったんだけれど、そこを基準にしてさえ数段上回る歌唱力。声の質といい伸びといい声量といいずば抜けていた。あの人が出るなら他の舞台も見てみたい。

舞台降りもあったけれど、お話の進行上無理のない形で行われていたしお客さんのノリもよく(リピーターが多いのかな?)楽しかった。こういうのはわたし初めてかも。