相棒12 9話『かもめが死んだ日』

なんちゃって芸者コンパニオン(三津谷葉子)のお話。いくらなんちゃってとは言え、着物の着方が下手すぎてイライラする。お話も自供だけで解決という仕掛けもなにもないお粗末。どうも輿水泰弘脚本は面白いと思ったことがない。いつだったか日本大使館員が『洒落込もう』とか言っていていまどきこんな言葉使わないよというのを書いてた人。


そういえば『7人の容疑者』という回では映画やTVの撮影所が舞台になっていた。このとき爆破予告をした容疑者について監督役の人に「あいつの脚本はいまどき使わないような言葉遣いをさせたりするのでダメなんだよ!」的なことを言わせていたんだけど、これって輿水さんに対するアテツケなんじゃないの?とか思ったことありますよ。違うんですかね?櫻井武晴さん。


今回脚本がヘボなだけじゃなくて撮影もいまいちだった。場面が少ない少ない。省エネというか省予算だったのかな。スペシャル控えててお金も人も足りない状態で作りましたって感じの出来。妙にアングルというか画面の構図に凝っていたところがちょっと素人というか新人臭かった。まあ映像だけならああいうのでいいかなとは思うけど、あまりにもいつもと違ったので記憶に残った。


前回の岩下志麻も呂律が回ってないというかボーっとした演技だったし、あまり良くない回が続いている。もうそろそろおしまいでしょうか。ミッチーに戻せばいいのに。