カテゴリがちょっとわかんない。

ちょうどこの辺りで18時になったのでそのまま近くの関西電力へ移動。


.@TwitNoNukes ツイッター有志による反原発デモ 【追記あり】4.6原発再稼働許すな!首相官邸前&関電本社前抗議/緊急拡散ツイートキャンペーンこれに行った。


いやね、わたしは署名すらほとんどしたことが無い(だって中身わからんのにとりあえず名前書いてくれなんていうのが殆どだし、とくに惜しむような名前でもないんだけどやっぱりああいうのはムカつくのでネットなんかで詳細を読んでからゆっくりやれるものくらいしかやったことないのです)人間で、こういうのは殆ど初めての事。そういう意味では画期的俺的に。


理由は簡単で、大飯原発再稼動に向けて提出されたストレステスト関連の話を見ていて「こりゃやばい」と思ったから。あれ、中身があきらかにオザナリな感じだし、関電から周辺府県の知事への説明の様子を見てもあきらかに「責任の所在は私のところにはありません」感が溢れてたし。まあ今日見た帰宅していく関電社員見ても「わたしゃ関係ないわ」「わたしに言われてもなー」な雰囲気の顔ばかりに見えてしかたなかった。そりゃ大きな会社だし、部署も違うだろうし、半分政府が決めてるような感じだし只の社員が「知らんわ」となるのもわからんではないけどね。でもあなたたちは当事者だから。もっともこの事態に近い当事者だから。その自覚が無くても何か(京都とか京都とか滋賀とか汚染されたり…)あったらわたしは追及するからね。ドラクラさんのようになるかもしれないね。数十年掛かって溜め込んできたあれやこれやもついでに放出してぶっぱなして吹き飛ばしてメルトダウンのほうがましだった、と思われるようなことになるかもしれないね。ね。うん。


美術館の売店込んでたので到着したのが18時05分くらい。まだ明るかった。本店前に怪しげな小汚いおじさんが数人いたけど雑談してるっぽくて、ほんまにここかいな?と思っていたら脇の通りから声が聞こえて来たのでとりあえずそっちへ移動。拡声器つかって再稼動反対ーみたいなこと言ってたりちっちゃなカード持っているひとが集まっていたのでそのまま合流。


そこは勝手口というかなんというか関電の社員が帰宅するときに出てくところらしく、チラホラと社員らしい人たちが出てきては通り過ぎていった。立ち止まる人はいないので抗議はほとんど聞いていない(中身はわかってるだろうけど)。目もくれない。こういうの、TVのニュースで見たことあるわ、あれほんまやってんな、という当たり前だけど不思議な感覚で見送り続けた。


正直、新しい体験だったので面白かったのは面白かった。ただあまりにも人数少なすぎた。最初100人ほどしかいなかった。最終的には200人ほどになっていたけどそれでも少なすぎた。あれでは返って侮られてしまうだろうし、実際侮ったひとはいただろうし、それも仕方ない。2000人は必要だった。


土日に行っても仕方ないので金曜の夜、というのはしょうがない。ただTwitterで告知まわしただけではだめだ。町内会でもPTAでも婦人会でも学校のサークルでもママさんバレーでもなんでもいい。なにかしらの組織的なつながりを使ってでも動員を増やさなければいけなかった。やる以上はそのあたりを真剣に考えるべきだった。もちろんみんなの周りを歩きながら車道にでないでください、とかあなたもマイクでひとことしゃべりませんか?とか言ってた世話役っぽいひとたちは男女問わずいいひとっぽかったし実際いいひとなんだろうし真面目だろうし、それはいいんだけど、実効性ということを考えるとやっぱり人数が少なすぎた。明日も名古屋の栄あたりでやります、と言っていたけど同じやり方ではだめだ。


まあほんとうは関電の労組あたりがちゃんと動いてくれればいいんだけどそんな話は聞かない。それこそ労使協調御用組合なんて例は履いて捨てるほどあるから仕方ないのかもしれない。今日の抗議活動見てもちょっと思ったし労組でもそうだけどひょっとしたら「喧嘩」が出来る人ってのがほとんど絶滅しかかってるんじゃないかという気もする。どんなに酷いことになっても衝突を避ける、ぶつかれない、戦えない。そんな感じのひとが多そう。


とはいえ、今日も一人二人いたけど、60台くらいのおっさんで、口汚く大声で関電を罵っていたひと、ああいうのはゴメンだわ。まじで学生運動もう一回やろうとしてるようなそんな雰囲気のおっさんたち。


ま、嘉田知事や山田知事もちょっと待て、といっているし、橋下市長もいまのことろ脱原発言ってるし、風向きはそれほど悪くないので市町村議会レベルでいいのでちょっとまて決議をバンバン出していくのが一番効くんじゃないのかな、と思う。社員だってここに住んでるんだし若狭は近すぎる(福島だから良いって意味では、もちろん、ありません)し、なんとかすればなんとかなるような気もする。


あ、私はそのために停電してもぜんぜんかまいません。