カーネーション

とうとうこの日がやってきたかと。尾野真千子パート修了。


夏木マリが最後にちょっとだけ出てきた。正直予想以上のダメージ。やっちまったな、という感想。


まあフケメイクがんばっても尾野真千子ではきつかったかもしれないけどなんとか出来たんじゃないかなとも思う。むう。


老け役ということでは正司照枝が素晴らしかった。もうあんなおばあちゃんおるおる、という。亡くなるちょっと前の元気のないころの様子も素晴らしかった。


でも彼女は80歳近いのでそのまま実年齢ってことで(それでも良かったのはよかった)。意外だったのは麻生祐未で、こちらはまだずっと若いのにおばあちゃん役がかなり上手かった。今日は小林薫も出てきて、なんかこう、よかったよねぇ。ん。


少し前に濱田マリが入院していたシーン。なんとなく彼女の一生を思い出す雰囲気になってそういえば息子二人とも戦死したよなぁと思っていたちょうどそのときにその話が出た。こういうタイミングが上手い。脚本だろうか。タイミングはばっちり、でも内容は彼らのことが懐かしいとか亡くなって悲しいという単純なものではなく、ちょっと捻った感じだったのもよかった。とても哀しい(こっちの漢字のほうがあってる気がする)。


渡辺あや、良いわ。