ザ・タウン 【The Town:2010】

思い出した。昨日はこれを見たんだった。


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ボストンの一角、チャールズタウンは犯罪者の巣窟。犯罪の発生率がやたら高い。そこで生まれ育ったダグ(ベン・アフレック)やジェム(ジェレミー・レナー)たちは幼馴染でつるんで強盗を繰り返していたが、ある銀行を襲ったときに支店長を逃走用の人質にしてしまったところから行き詰まりはじめる。


このダグたちのグループはどうみてもホワイトトラッシュのチンピラなんだけど犯罪自体はダグの慎重さによってかなり手際よくスムーズに行われている。かなり、というかこれまで見た強盗のなかでも1,2を争う上手さ。


ということで映画全体としてはかなり異なるんだけども“犯罪者vs捜査官”という点でこれを思い出した。

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ベン・アフレックは『ヒート』ではデ・ニーロの立場。特にスタジアムでのダグは『ヒート』のデ・ニーロそっくり。監視カメラをそのカメラのモニター前にいるアル・パチーノを見るようにじっと見つめるデ・ニーロをはっきり思い出した。


ただ『ザ・タウン』では元締めがいる。花屋の爺でピート・ポスルスウェイトが演じている。多分これが遺作。悪いんだこいつが。ほんと悪い。これがガイ・リッチーならもっとコミカルにするんだろうけどシリアスにやってる。


ただ演技ということではさらに上がいる。ジェレミー・レナーがそう。髪型のせいなのか髭のせいなのかすんごい頭の悪い下層民になりきってるの。ちょっと前に『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』見てたのに、え?同じひと?というくらい見た目が違う。このところ出演する作品数が多いのは伊達ではないのね。