処刑人 【The Boondock Saints:1999】
見た。
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2010/04/28
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どーにも馬鹿映画だった。ただまあカルト的な雰囲気はあるので続編『処刑人II』が作られたのもわからんでもない。
というかこの主人公の兄弟そのものがカルトだしなぁ。最初はそうでもなかったんだけど、最後には完全にカルトになっていた。ちょっと危ない感じもする。
微妙なバランスで越えちゃいけない一線は越えていない感じ。
ま、なんといってもこの映画でおもしろいのはFBI捜査官のウィレム・デフォーね。登場したあたりは微妙に『レオン』のスタンスフィールド(ゲイリー・オールドマン)を連想させるキャラクターだったけど最後にはとんでもないことに。いいけどさ。ちょっと気持ち悪い。
主役の一人はTVドラマ版の『デッドゾーン』に上院議員として出てた人だなと思っていたけど今見たらショーン・パトリック・フラナリーだった。TVドラマ版『インディ・ジョーンズ』の人じゃないか。完璧に忘れてた。
神の啓示を受けるシーンがちょっと説得力に欠ける。ま、そういう軽いまま進むところがいいんだろうけど。
会話の感じなんかはガイ・リッチーのチンピラものに似てるんだけどアメリカだとあまりかっこよく決まらないみたい。