相棒 最終回2時間スペシャル 「亡霊」

見た。


超法規的措置によって秘密裏に釈放された死刑囚。元というか現役なのか、極左テロ集団の幹部本多(古谷一行)。



死刑執行されたはずの人間が容疑者になっててそれだけでけっこう面白いんだけども、このキャラクターは以前にも出てきたらしく、それを見ていればもっと楽しめたのかもしれない。あといま掛っている劇場版とも微妙に関係してそう。つか岸部一徳の官房長死んでるし!


本多の娘を内山理名が演じていたんだけど、妙に色っぽかった。あれはいい。いいけど、そのせいかどうか父と娘の関係のはずなのにただの男と女の関係に見えてきて、へんにドキドキしてしまった。


荒唐無稽な話をそうとおもわせずに見せているあたりはさすがに上手いのだなと。しかも『24』みたいな訳の分らんくらい異常に高いテンションにもっていくわけでもなく淡々として静かなところがいい。


公安のボスの白竜はいいとして、部下のRIKIYAは駄目だろう。いくらなんでも風貌が目立ち過ぎる。ぱっとみもっと地味な感じの役者のほうがよかった。非合法活動用に外注した工作員としてならいいけど正規職員だからな。あとあのイカツイ顔にしてはあっさり自白しすぎ。


『相棒』をちゃんと見始めたのは最近だけど、ん、噂通りなかなかいいと思う。けっこうギリギリなところをうまくやってる感じが好き。