ミックマック 【Micmacs à tire-larigot:2009】

見た。


ミックマックというのは「いたずら」という意味らしい。翻訳にかけてみると「おわらないイタズラ」みたいな感じの答えがでてきた。


まあ映像と役者はいつものジャン=ピエール・ジュネ作品だったけど、中身は全然といっていいほど違った。冒頭主人公の生い立ちがささっと示されるあたりはとてもテンポがよかったので期待したんだけど、あとはグダグダといっていいほどダメだった。


多分脚本がそもそもダメ。見たのが子ども時代だったらなんとか楽しめたかもしれない。いくらなんでもあのプランA&プランBはないわ。まあまあ見られたのはターゲットの設定まで。あとはまったくその場しのぎ行き当たりばったりにしか見えないもん。


ジャン=ピエール・ジュネはなんか新しいことをやりたかったんだろうと思うけど、失敗してると思う。もういちど同じ様な映画を撮れば成功するかもしれないけど。ちょっと期待しているんだけど、今回は落第。


そういや上の『(500)日のサマー』の中にもジャン=ピエール・ジュネっぽいというか『アメリ』っぽい所があったなぁ。