プライド 【プライド:2009】
これを見た。
- 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
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一条ゆかり(
役者は台本など読まずに全てのシーンをアドリブで演じ、カメラは真正面固定で撮りっぱなし編集なし、にすればもうちょっと映画らしくなったんじゃないのかな〜
というくらい酷かったねー。あまりにも酷すぎて笑えたのでいいんですけど、でもやっぱ酷いね。レンタル料80円がもったいない。時間ももったいなかった(といいつつ監督コメンタリー聞いたりしましたけど)。
主演のステファニーというひとが、えーとなんていえばいいのかな?誰だよあんなの選んだバカは!といえばいいのか。多分彼女本人には責任はない(いや、いくらなんでももうちょっとちゃんとしろよ、という意味では責任あるだろうけど)。多分彼女を主演でなにか一本撮れ、というのがそもそもの目的であったとしか思えない。コメンタリーを聞く限り監督その他は原作そのものはもちろん少女漫画を知らないor全く興味ないらしいし。だいたい監督自身ステファニーについてフォローしきれん、擁護しきれん、見たいな感じだし、殆ど特撮・特殊効果の話だもん。といってもその特撮部分にしてもショボ〜なので、どうしようもないわな。
演技できていたのは満島ひかりだけ。彼女は結構よかった。ちょっとステレオタイプなんだけど頑張ってるし、惹かれるものがあった。主役を脇役・準主役が食ったということで、葉月里緒奈を菅野美穂が圧倒した『恋の奇跡』を思い出した。まあこっちはステファニーがマグロだっただけ、といえなくもないけど。
ほかにはキムラ緑子さんもよかったけど短すぎてなんとも。高島礼子は演技というかそのまんまでしょ。ミッチーはまあ、ああいう人ですし。
なんつうか、映画とは思えないもんね、レベルというかもう画面見ただけでちゃう、これ映画ちゃう、と確信できたもの。これは少女漫画を原作にしたという珍しいVシネマです。あーっ、それで高島礼子とか長門裕之なのね。
邦画市場最低の屑映画として不動の地位を獲得しているという『デビルマン』はこれを超えているんだろうか。すっごい気になるわ〜