晴れ


疲れた。

疲れていたせいかやけに静岡が長かった。ムダになげえんだよ静岡。

新幹線のなかでは通路向かいに3世代親子連れ9人。じじばば息子夫婦息子夫婦こども子ども幼児の9人。ガキが座席のうえで飛び跳ねる、(大人から見ると)意味なく通路をいったりきたり、後ろのじじばばに席越しに手を振る、頭叩き合って時々泣き叫ぶ、背もたれについているトレイを出したりしまったり(どうもあの栓を自分の手でクルリとまわせることが楽しいらしい。征服感か!万能感か!)、という感じでずーっとずーっと五月蝿かった。

で、私の隣といえばお腹のでた薄い髪の毛脂べとべとで酔っ払ってくさくて赤い顔してグーグーいびきをか気ながら寝ているおっさん。

ということでとても正しい感じで嫌な座席でした。終点につく直前、五月蝿かった子どもの一人が、目を覚ましかけた酔っ払いのおっさんを『なんじゃこの生物は!?』と言う感じの顔して瞬き一つせずに見つめ続けていた(時計で測ったら1分は見ていた)ので、目が合ったら楽しいだろうな、と思ったけど結局すれ違ったままだった。ちっ、つまらん。