パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 【Percy Jackson & the Olympians: The Lightning Thief:2010】

1000円だったのでついでにこれも見てきた。


まさに「ついで」な感じでちょうどいい映画でした。小学生、それも中学年から低学年くらいが対象だと思います(って今見たらクリス・コロンバスって子供向け映画ばっかなのな)。


ギリシャだかローマだかの鎧兜着て剣術の訓練している(下手なんだ、この殺陣が)シーンにピアース・ブロスナンケンタウロス登場で爆笑(俺だけですけど)した。お話もご都合主義というか重度の小二病を発症している様子だし。


その割にはキャストは豪華なんだよね。これってあの主役の少年を売り込むアイドル映画なんだろうかね。それくらいしか作った理由が思いつかん。


あのぴよぴよ鳴きそうな羽の生えたシューズはよかった。ワロタ。ま、どうみてもタケコプターの方が優秀だけどな。というか水に乗れよお前。とか、大事な稲妻落すなよお前ら、とかそもそも最強の武器のはずの稲妻たいしたことねーじゃんとか、全能なんだからお前がなんとかしろゼウスとか、なんで英語だよおまえら、とかいろいろあるけど良いんじゃないでしょうか。


ま、神々も半神半人もはた迷惑な連中だ。消えてなくなるがよいわ。


そういえば、パーシー・ジャクソンのかあちゃんキャサリン・キーナーなんだよね。どっかで見たなと思ってたら『かいじゅうたちのいるところ』でも大変な息子を持ったかわいそうなかあちゃん(今回もパーシーはADHDちゃん俺?見たいなこと言ってたな…怒らないでね町山さん…)やってた。


なんかこう、真面目できちっとしてるんだけどどうも幸せには縁遠い、幸薄いやつれた母親役が固定化しつつあって涙。