古代少女ドグちゃん 7話『妖怪 ピーオン』
今回は『妖怪 カニ光線』以上に子供むけではないお話。
日常会話が不可能となるほどにまで表現規制が進み、その違反者の取り締まりには警察ではなく、軍隊のような組織があたるという恐ろしい世界となった日本のお話。
基本は『未来世紀ブラジル』や『Vフォー・ヴェンデッタ』で、そこに『ミスト』のようなシーン(TVだけでなくそこいらの風景にまでモザイクが掛けられてしまった、というどこか『電脳コイル』のような描写)を挟んだような。
ゲストは安達祐実と高橋和也だけど、高橋はほとんど出ない。安達祐実がけっこういい感じ。TV放送で表現の規制を呼び掛けつつ脚の組み替えを連発していた。あれは『氷の微笑』か。
でも、最後が夢オチってのはどうもなぁ。毎朝放送の敗訴を一面トップにする毎朝新聞ってのはまあまあかな。
予算がないってのがハッキリわかるけど、まあ頑張ったなという、そんな回でした。