ホワイト・バッファロー 【The White Buffalo:1977】

一度挫折したやつを見直した。


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チャールズ・ブロンソンがワイルド・ビル・ヒコック役で、なぜか途中で仲良しになったクレイジー・ホースとともに伝説の巨大なホワイト・バッファローと対決する。


どんなバッファローかというと、これ。






いや、このポスターは絵だから違うな。映画の中のバッファローは人形なんだけど、人形劇の人形なのだった。そのように見れば悪くないどころかなかなか良くできている代物なんだけど、これが普通の実写のなかに入るとなるとかなり苦しい。


ま、1977年ならこんなものかなと思う。映画としては、微妙。よく知らないけれど、ヒコックとクレイジー・ホースはナイスガイで、カスターは糞野郎ってのはアメリカ人なら誰しも納得いくものなんだろう。そして先住民と仲良くできるヒコックってPC的にもナイスガイだよね、と。


ああ、バッファローの造型が残念だと思ったけど、今邦画でこの前読んだばかりの『羆嵐』を実写で撮ったらこの残念バッファローを下回るできになりそうで悲しい。つまらん話になりそうだし。すんごいCG頑張って完璧にエンターテイメントとして作れば『羆嵐』面白い映画になると思うんだけどなぁ。誰が撮れば上手く行きそうかと思って見ても誰も思いつかんという…


そういえば今週にはいってからちょくちょくヘンなメールが届いていた『TRICK』は、どうやら映画らしい。『20世紀少年』で傷ついた心を『TRICK』で癒したいんだろうか堤幸彦さん。南無。