ごめんなさい(曇)


ごめんなさい(ときどき雨)

すこし早目のお昼ご飯を食べてから銀座へ移動。

古くてかっこいい奥野ビル(エレベーターのドアが手動なんだぜ!)のなかにあるギャラリー巷房というところで開かれているあんとに庵さん(id:antonianさん)の個展にお邪魔する(帰るようなお金ないので本当にお邪魔。ごめんなさい)。

まず階段で地下1階に下りて聖母子像にイコン、大きな2枚の絵(横2m弱高さ1.5mくらい?号数わからん)を見る。なんというか人の顔が好き。海も好き。クジラの上に乗っていた人があんとに庵さん自身じゃないのかなぁとかダメな見方をしてしまった。

そのあとエレベータに乗って3階へ移動。入ってすぐ正面に小さな絵。右手に進むとどこかのサイトで紹介されていた見覚えのある絵が並んでいた。どれもよかったんだけど実際自分が手元におけるとしたら『土の家』がいいかなぁ、なんとなくとか思った。買えねぇし掛けておくような壁がない。でもあれいいなぁ。ロウソクのもいい感じだけど怖いのでダメだ。

蓮の描かれた(も、も、も、モチーフとか言うのか?)2枚の絵が他のと違う雰囲気。やっぱりすこし東洋っぽく見える。蓮のイメージつえぇ!

そしてその隣にそれはあった。もちろん『激しく、速やかな死』の装丁に使われたあの絵。タイトルも同じ『激しく、速やかな死』だった。いいなぁ。すげえカッコイイ。いい。ううぅ。まともな生き方をしていれば買えないような価格じゃないんだけど、こちとらようちえん以来ずっとまともにゃ生きていないので無理です。ううぅ。ど下流が身に沁みる。

その反対側の壁にも何枚かかかっていて、ど真ん中にあったのがはがきに印刷されていてあんとに庵さんのサイトにも載っているこれ

やっぱり宣伝に使われているだけあってすごい良かった。キザキザの歯をもった肴魚さんはウツボらしい。あんとに庵さんは島にお住まいなだけあってスキューバなどもされているらしく、よく海中で対面されるらしい。ちょっと怖いけど結局向こうが逃げるんだとか。本物のウツボさんは結構凶暴だから指とか出したら齧られるねきっと。

でも絵のウツボさんはかわいいんだこれ。他の絵にも何箇所か登場している。登場回数でいえばヤギもなかなかのもんだけど、怖いんだ。でもウツボさんはかわいい。グッズ出たら欲しい(買える!)。

そういえば『激しく、速やかな死』の隣の絵にはリュウグウノツカイ見たいなきれいなお魚さんがいたなぁ。あれ何だったか聞くのワスレタ。

3階を観ている途中でcanonさんが入ってこられたので一緒に見た。canonさんが地下1階の場所が分からなかったということで一緒に降りることに。出るときにあんとに庵さんと少しお話というかご挨拶。前日大蟻食せんせと飲まれたとか。朝3時まで。大蟻食関係は皆つえぇ(除:私)。

あ、あと私が女性だと思われていたらしい。むさい男でごめんなさい(しかもヘナチョコで…)。あんとに庵さんは大学の後期にあたる期間はずっと関東にいらっしゃるということでまたお会いできる機会もあるかもしれませんがよろしくお願い申し上げます(私は失格ですけど)。

ということでcanonさんと一緒に明治大学へ。