最高の人生の見つけ方 【The Buncket List/2007】
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- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2009/06/10
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ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンということで、まあハズレではないだろうと思っていたが、そのまんま、ハズレじゃない映画、だった。ロブ・ライナーだったのね。
二人の末期癌患者が偶然同じ病室に入院したことで、二人そろって長年の夢をかなえる旅に出る、というお話。あとから入院してきたエドワード(ジャック・ニコルソン)は、入院した病院を含め多数の病院を経営する大金持ちで大統領にもアドバイスを求められるような大物。一方カーター(モーガン・フリーマン)は子どもができたため大学を中退、自動車修理工場で整備工として油にまみれて45年だが、あらゆるクイズに答えることができるくらいの雑学王。
この二人が余命を告げられたことを期に世界中飛び回るような旅に出るんだけども、これはエドワードが超がつくお金持ちだからできたのであって、それがなかったらどうすんだよ!という思いが最後まで消えなかった。はぁ。びんぼうってやだ。
最初の二人の闘病の様子が鬱になる点以外は楽しく見ることができた。ジャック・ニコルソンはコーヒーのカップ越しに登場した時点で笑ってしまうほどジャック・ニコルソンだったのが良かった。二人揃って観客が想像するとおりのキャラクターで、予想通りのストーリーが展開される。結局二人はさんざん遊んだ挙句に、家族のもとへ帰る。
でもいいのだ。二人の老俳優が遊んでいるのを見るだけで面白いの。
あと、エドワードの秘書トマス(ショーン・ヘイズ)が優秀すぎる。ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの掛け合いも十分おもっ白けれど、秘書との会話はさらに上を行く。最高の人生を見つける前に最高の秘書を見つけとけってことかな。やつはいいやつだ。