ウエディングベルを鳴らせ！【Zavet】

ロシアの絵を見た後、てくてく歩いてシネマライズへ移動。これを見てきた。

映画「ウェディング・ベルを鳴らせ！」公式サイト（当然音が出る。クストリッツアだもん）

いやぁ不覚。4回ほどウトウトしてしまった。そのつど揺り起された。だるいんだもん。昨日5時から24時までだもん。19時間だもん。

原題はセルビア語で遺言という意味らしい。爺ちゃんから孫への遺言ということかな。

おもろかった。もうエミール・クストリッツァ好き放題やっとったな。むちゃくちゃやん。でもこれはレベルの高い生物クマーであられるAloysius様の民話元ネタ説を知らないまま見たらどうだったかなと。

主役の少年がラッセル・クロウっぽかった。前髪とか頬の感じ。もちろんこっちのほうがずっと可愛いけど。ヒロインはちょっとだけオドレイ・トトゥっぽい。悪役の手下で、イノシシに襲われることを恐れていたおっさんはロバート・デュバルそっくり。スキンヘッド兄弟のちびの弟はサッカー、ブラジル代表だったロナウドにそっくり。でっかい兄貴がエミールの息子だってのでびっくり。

あと、村に押し掛けてきた目だし帽の似非特殊部隊の連中が載っていた巨大なハンヴィー見たいなやつ。お金かけてるなぁ、ぶっ飛ばすのかな？と思ってたら後っ側で煙りが上がっただけだった。やっぱ高いんだろうな、ぶっ壊すには。

バヨが建設予定してたツインタワーや「アメリカに安全を提供する」「ヒトラーは怒りで侵攻したが、今では愛情で侵攻する」といったセリフ等、アメリカを強烈に意識している。嫌いなのかなと思ったけど、カラオケは英語の歌だったし、最後にはHappyEndって英語で出てきたし、相反する気持ちを持ってるのかなぁなどと思った。他の作品ではどうだったかなぁ。

今回は流そうにも河が出てこなかった。ただし音楽は相変わらず。音楽なかったら見通せなかったかもしれん。ん。

追記：あかんな、これは。DVDでもう一度ちゃんと見ないとダメだわ。