バーン・アフター・リーディング 【Burn After Reading】
見てきた。
んー!期待しすぎていたのかな。面白いっちゃあ面白い。セリフだって笑えるところは結構あった。でもなぁ。
主演がフランシス・マクドーマンドということもあってか、『ファーゴ』を思い出した。あと『バートン・フィンク』も少し。
要するに、ちょっとした行き違い・手違いがもとで計画(あるいは予想される展開)からどんどんズレていって、破滅に至る。そういえば『レディー・キラーズ』も『ノーカントリー』も同じようなものだな。コーエン兄弟ってこういうのが好きなんだろうか。そういう意味ではまさにコーエンコーエン。でもなんか物足りないー!
ブラッド・ピットはよかったよ。まさかあのような退場をするとは思わなかったのでびっくりしたし、なにより動きが速すぎて見えなかったし。ちょっと悔しい。マクドーマンドが魔性の女っていうのはどうかと思うけど。銃や斧による殺害シーンはなかなかリアルな感じがしてよかった。
少ししか出てこなかったCIAの偉い人、J.K.シモンズがごっそり持っていった感じ。