大いなる陰謀 【Lions for Lambs】
これを見た。
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2008/08/22
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うむ。ロバート・レッドフォードがすごく老けていた。意図的にそういうメイクアップをしてるんだろうか。
メリル・ストリープが演じる記者とトム・クルーズが演じるやるき満々の若手与党議員の対決。ロバート・レッドフォード演じる教授とやる気はないが教授から将来性を認められた学生の対決。理想のために戦場へ向かったマイノリティの学生2人。すべてがアメリカアメリカしていた。
徴兵制があったってブッシュのように逃れることができる。ということは徴兵制のない今、戦場で殺し、あるいは殺されている米兵たちは、戦争を含めた政策決定をしている連中はもちろんその他多くの貧困とは無縁な連中にとって、ほとんどよその国の人間(敵)と同じくらい遠い存在なのかもしれないと思った。どんだけ分断されているんだろうアメリカ。アメリカ国内だけを考えても恐ろしいほどの負のポテンシャルが蓄積されているんじゃなかろうか。
おそらくレッドフォードの意図とは反対だろうけど、僕には希望が遠のいていくような映画だった。
ところで、Lionsってトム・クルーズたちのこと?志願した二人のこと?わからん。