大蟻食、おとうとに会う
いろいろとイライラが重なったのでつい買ってしまった。まだ後悔はしていない。
野性時代 第58号 62331-59 KADOKAWA文芸MOOK (KADOKAWA文芸MOOK 59)
- 作者: 角川書店編集部
- 出版社/メーカー: 角川グループパブリッシング
- 発売日: 2008/08/12
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なんてこった。大蟻食せんせーには弟がいたのだった。それも沖縄。
いや、もちろん池上永一さんのことですが、もう姉弟にしか見えません。編集にもよるんだろうけど、とても気のあうふたり。
なので、あのページ数の少なさが勿体ない。絶対もーっといっぱいたくさんしゃべってるはずだ!なぜそれを出さない角川よ!
ま、出せないって可能性も結構ありそうなんですが…
なんだかなぁ。こういうの読んじゃうとまだぜんぜんまーったく『地中海』読めてない(つまらんじゃん、地理とか。あと日本語になりきってないし、これ。研究者なら原書でしょ。ならこういうのは素人向けでしょ。ならもっとちゃんと訳しきって出版してほしいんだけど)のに、ついつい
- 作者: 池上永一
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読んでみたくなっちゃうじゃないか。どうしてくれるんだよ。ぜってー間に合わないわブローデル。
そうそう。わしはファンタジーノベル大賞なのに池上のえいちんを知らなかった。池澤夏樹の顔を思い浮かべていた。沖縄だし、池だし…
なんで大蟻食さんはあんな北一輝のような恐ろしい顔をした人と対談するんだ?などと思っていた(いや、顔で対談相手を選ぶわけじゃないだろうけどなんとなく)。かわいらしい顔をしてるじゃんねえいちん。あのようなカリスマ顔・魁偉顔と一緒にしてすまんやった、えいちん。
たださ、グラビアのp20にある『久慶門』脇に立つすらりとしたえいちんとp21にある『首里森御嶽』に祈るずんぐりしたえいちんのどちらがほんとうなのっ!ってのが気になった。どう見てもどちらかが嘘である。縦に引き伸ばしたのか横に引き伸ばしたのか。ええかげんにせぇよ角川!