大蟻食、ぬるくてゆるいMGSにお冠

いやぁ、相変わらずだなぁ。ってぼくはMGSはまったく知りません。基本ゲームは知らない。AOEがせいぜいです。そんな僕でもこれには吹いた。

この場合は当然、物陰から後頭部を一撃でぶちぬいた戦闘員を、わざわざ敵兵の巡回路に転がしがしておいて「ひいっ」「ひどい……」「誰がこんなことを……」などと怯えるのを見て楽しむことであり(いや、前はそういうAIだったの)、みんなでメタルギアに箱乗してレールガンぶっ放しながら悪の戦闘員を蹴散らかし、どけどけどけ、どかぬと踏み殺すぞ、うゎははははは、と異様な躁状態に陥ることであり、ラストの、じじいとじじいの殴り合いに胸を熱くすることではないのか。




うっはー!楽しそう(ゴマフアザラシの赤ちゃん殴り殺すよりずっといいぜ)だし、せんせノリノリだし。


でもこれは理想であってほんとは違うらしい。

前々回のオープニングを見た時には、日本でゲーム作ってるのは本質的に映画を作りたい奴なんだな、と思ったものだが、これは撤回する。映画を作れない奴がゲームを作っているのだ。




半分本気、のこり半分ほどは奮起を促すつもりだと思うけどきついなぁ。って違うな。ぜんぶ本気だな。グランド・セフト・オートがあるからMGSはいいやって。


今日は、もいっぽん。

いや、もちろん、今月は一本分しか映画に割く予算がない、と言う時には、見るべき映画は他にある筈です。




はぁ〜そうなのか〜。『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』のほうがいいかなぁ。とか一瞬思ったけど、金がなかったのだった。いままで天引きされてた税金がなぜか今年からなってなかったので払わなきゃいかんのだ。だまされたー!(いや、だまされてないけど)くっそー!


なのでビデオ(と図書館)でがまんするぞ!がまんするぞ!がんまするぞ!