メモ
ぷりたんが講義録をうpされたので、いくつかメモ。というか長すぎてコメント欄に書くのに気がひけたもんで。つーか米欄ないね。
アングルが描いたという『ゴードリー夫人の肖像』の画像一点だけ見つけた。けど、これ次に見せるっておっしゃってるからなぁ。やっぱやめとこ。確かにすごい奇矯な肖像画なんですけど。
あとルーブル行ったらとりあえずお参りされるという『ヴォルテールの裸』(カンディードの人だからか?)ですが、確かに肖像と聞こえるけれど肖像画は見つけられず。とりあえずルーブルのウェブサイト(日本語でも作ってあるのね)でキーワード「Voltaire」で探して見つけたのがヴォルテール裸像
でも彫刻だし、作者がピガールなのね。で、この作品の説明のページを見ると
多分ディドロから、当時《瀕死のセネカ》(ルーヴル美術館)と見られていたローマにあった裸の老人の彫像から想を得るよう助言されたに違いない。長老の表現は自然主義過ぎた為、嫌悪感を触発し全員一致の拒絶となった。10年後はウードンも危険を避け、永遠性のあるドレープで覆われた《ヴォルテール座像》(コメディー・フランセーズ)を提出し、今度は全般の承認を得た。
(強調は私)
ウードという名前からしてひょっとするとウードンではないかと。で、探した結果、ウードン=Jean-Antoine Houdonであり、この名前で探したけれども素っ裸のヴォルテールは見つからず。ウードンの作ったヴォルテール像は胸像2種、座像1種見つけた。
Image:Buste de Voltaire.jpg ウィキペディアより
Jean-Antoine Houdon: Portrait Bust of Voltaire
Voltaire by Houdon. 1/3
Voltaire by Houdon. 2/3
先生の勘違いかもしれない。ひょっとすると。
でもまったく画像、映像がないってのもちょいしんどいですね。『ベニスに死す』も静止画でもいいからあったほうが良かったかもしれない。あるのとないのとでは記憶が全然違うもの。あれだよね、文字より画像のほうが強いね。残りやすい。記憶のアンカーというかマーカーとして画像が有効だとわかりました。
こそこそ見てね、**とか言ってたのは知らなかった。
たぶんここは「タージオ」だと思います。この前『ベニスに死す』を見たけれどアッシェンバッハが陰でつぶやいたのは「タージオ」という名前とか「アイラブユー」とかくらいだったので。やっぱ映画観る前と後では講義の理解度が全然違いますね、いろんな意味で。