大蟻食、読売新聞に写真つきで載ってしまう

買わないとだめかなぁ、と思っていたらウェブサイトに出てた。

デビューから17年。「もう開かないと思いかけていたフタが開いた」




苦節17年。と言ってもいいんだろうなぁ。芸術選奨新人賞に続いて吉川英治文学新人賞と、ここにきて新人賞連発。どんだけフシアナなんだよ、お前らwwwwと煽ったりしてみたい。


しかし、『バルタザール』から始まってそれなりに大蟻食先生の書かれたものを(エッセイ含め)読んできましたが、あの『ミノタウロス』が売れているっていうのがちょっと信じがたい。もっと読みやすいものあるだろって。というか『ミノタウロス』が受けるほどの読書家がいっぱいいるなら、町の本屋さんはもうすこしマシな状態じゃねーの?と。


まぁなんにせよめでたい。『ミノタウロス』でへたった人も過去の作品を読まれるがいい。読みやすいだけでなく、かなり味わいの違う作品もあるし。もちろん痺れるような修辞は共通してるけど。


そういや、修辞といえばamazonの評に面白いのがあった。あれくらいの知識があればもっと面白く読めるんだろう。わしにはむりじゃが。


『書いて問い続けていくこと』がいつか意味を持つこともある。若い人は市場への追随に目を向けがちだけれど、勇気を持って欲しい




かっこいいなぁ。どんな人を念頭において話された言葉かしらんけどさ。



「この作品の形が評価されたのはうれしいが、次はもっと人のついてこれないものを」と嫣然(えんぜん)とほほえんだ。

(強調は私)



「嫣然」は読めなかった。でも「えん然」と書かれなくてよかった。

嫣然

えんぜん 0 【▼嫣然/▼艶然】


(ト/タル)[文]形動タリ


にっこりとあでやかに笑うさま。美女の微笑にいう。

goo辞書

(強調は私)



うはぁ。美女の微笑だって。いや、確かにこの記事のお写真はなかなかキリッとした表情(おでこがきれい。バンコランみたいな)でお美しいですが。


この記事かいた記者、やりおる喃。こういう持ち上げ方(美女系)、前にもどこかの記事で見た記憶があるけど思い出せない。同じ記者だったりして。へへっへ。もっとプッシュしてください。新聞の影響力は高齢者に対しては依然として大きいからなぁ。


ともかく、めでたい。『メッテルニヒ』と『2・26』そのほか、よだれ拭きつつ待ってますので、体こわさないよう頑張ってください。葉巻の吸いすぎに注意してください。こっちは振り落とされないように頑張ってくっ付いていきたいと思います(既に落っこちてるとかいうな!)。では。