英語完全征服 【Please Teach Me English】

深夜TVでやっていた、これ見た。

英語完全征服 特別版 [DVD]

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飲み会のジョークから英会話学校に通うことになった市役所勤めの女の子が、同じクラスに居た、やたらと女好きな男に惚れてしまって始まるドタバタ劇。


英会話の先生が金髪のわりときれいな女性なんだけど、見ていてなにやら恥ずかしい。というのは何もこの映画に限ったことではなく、どうも香港映画なんかに出てくる白人ってどこか恥ずかしい。いや、恥ずかしいというのは違うか。見ているこっちのお尻がムズムズする。日本のテレビドラマに出てくる白人でも一緒(邦画はあんま見ないから)。何故だろう。いまだにどこか白人に対して劣等感を持ってるということだろうか。むう。そういえば、大蟻食先生『ライラの冒険』で「何でジプシーの名前がビリー?」って書いていたけど、香港の役者の名前って、昔聞いたときは猛烈に恥ずかしく感じたものだった。あれも同根かもしれない。うむ。


それはそうと。“英会話学校って出会い系でしょ?”みたいなことを弁当先生が書かれていたことを思い出した。さすがの慧眼ですな。僕は行ったことないからわからんけど先生だって行ったことないでしょうに。


この映画、ベタなところで笑うことが多かった。わしが歳を食ったということだろう。最近ベタなところでグッとくることも多くなったし、あんなに嫌いだった演歌が流れてきてもスイッチ切ったりしなくなったし。ひょっとしたらいとし・こいしのような漫才(ものすごくベタな上、ものすごくスローなので完全にオチがわかってしまう)を聞いて涙流しながら大笑いするようになるのもそう遠くない将来かも知れない。


そうそう。おじちゃん呼ばわりが衰弱に拍車を掛けている気がする。嗚呼、わしも機先を制して妹扱いしておけばよかった。さすれば兄ちゃん扱いしてもらえたのに(たぶん)。対人能力が低いって結構損だと今頃気付いたりして。って最近ようやく人と関わり始めたのだからしょうがないけどさ。ぶつぶつ…


そういえば。主役のイ・ナヨン柴崎コウに見えた。メガネの所為だろうか。