恨めしい雨。

朝。目が覚めるといつもなら電車から降り、駅から出てバスに乗ろうかという時間だった。

あまりにもアレすぎて焦ることすらなく、ちゃっちゃと顔を洗い、ちゃっちゃと着替えて一路駅へ。少し早足ながら、駅へ付くと次の電車まで10分以上ある。アウト!もう無理!と思った瞬間しゅーーーと電車がホームへ。

どうやら2、3分遅れていたらしい。そのまま乗り込む。と、いつもどおりとは行かないもので乗り継ぎが必要。急いで降りて乗り継ぎホームへダッシュしたところ、降りたところでよかったらしく引き返す。と、そこへしゅーーと電車がホームへ。

降りてバス停へ向かうとぶぅううーとバスが停車。すかさず乗り込む。時間的にギリギリか?と思っていたら発車しない。ん?と思っているとはるか前方より走り来る人影。

ココロ優しい運転手がこのバカを待っていたのだった。バカバカバカバカ!しかも乗り込んできたのはむさくるしい男子高校生。氏ね!おまえ氏ね!女子高校生ならばココロの広い僕のこと、許せたであろうに。

とはいえ。いつもと時間帯が微妙にずれていた所為か渋滞に掛からず結構すんなり到着。降りてトコトコ歩いていくと丁度9時1分前。奇跡か?こんなツマランことでウンを使ったのか?遅刻したってよかったのに。うがぁああああ!