meet joe black

これ見た。



これは、随分昔テレビで見掛けて途中でやめた記憶がある(ジョーが登場するあたりでやめた)。今回は最後まで見た。


すごい。なにがってアンソニーがすごい。アンソニー・ホプキンスの胸がすごい。あれってハトムネどころじゃないな。うーんと、あれ、パズーの親方くらいあるな。で、身長がそれほど高いわけでもなく肩幅も普通くらいなので、全体としてのバランスが異常に崩れている。
どうみてもアンソニーの方がdeathだよ。目も怖いし。


“ジョーとパリッシュの契約”を一度受け入れてしまうとあとは面白い。昔見たときにはそこらへんが引っ掛かってたような気がする。ま、『ミノタウロス』の後だし。演技力があるって印象があまりないブラッド・ピットもコーヒーショップの青年とジョーを演じ別けていたし、ホプキンスの病気に苦しむ様子も迫力あったし。ま、社長のあれはカット割りというのか?スッと目に寄ったり、別のカメラでとった同じ瞬間を微妙に重ねたりといった編集の技もあったんだろうけど。


パリッシュの二人の娘も一人目と末っ子(末っ子め!糞ッ)の対比も結構ひやひやするほどだったし。もうね、お姉ちゃん(Marcia Gay Harden)カワウソ。泣けた。映画化決定!


その他はというと、えーと本筋は取締役会と社長のドタバタくらいか。正直いうとブラッド・ピットのdeathがもう少し人間離れした感じで、ドタバタやっても良かった気もする。ま、そんときはコメディになってしまうけど。


あ、そういえば、末期癌だかなにかで苦しそうにして病院へ運ばれてきたおばあちゃんね。あの車椅子を押していた娘だか孫娘を演じていたのがなんと若き日のコンドリーザ・ライスじゃん。ずーっと役者やってればよかったのにね。そうすれば権力は手に入らずとも手を汚さずに済んだのに。


最後に。人間じゃないジョーが惚れた次女(Claire Forlani)ってアンジェリーナ・ジョリーに似てるよな。ブラッド・ピットめ。やりおる喃。