新手の商法にひっかかりました

金もないのに買っちまった。

新釈 走れメロス 他四篇

新釈 走れメロス 他四篇




書店のレジ前に作られた棚に山積み。手に取ると7刷だった。ただ、中央にあった一冊だけが帯が違ったので見るとなんと初版ではないか。最後の一冊かもしれないと思った途端、これは買わねばなるまいという気持ちがふつふつと、いや、どちゃーっと湧き出てきた。


ということでそのままレジへ。お陰で財布からお札が消えた。ケッ!


まさか、実は大量にある初版を重版に少量混ぜることでどんどん売っていこうなんてことは。ないよな。ぷんすか!



とりあえず、第1章山月記を読んだ。なんというか、笑いを期待していたんだけども、哀しくなってしまった。確かに、笑えるところもあったんだけど。妙にリアルなのは、投稿しては落ちていたころの登美彦坊ちゃん自身の体験が基になっているのかもしれない。まぁ、今は売れっ子になったので、めでたしめでたしというところか。


あとの四篇は取っておこう。