ひさびさに

“スパルタの赤マント黒パンツ軍団300人”はワロタ。

問題が多少あるとするなら、理性の光の側が完全無欠の肉体を誇るのに対し、神秘主義や腐敗堕落の側が先天的な障害者だったり五体満足でもちゃらちゃらしたおかま野郎であったり年寄で疣(イボ)だらけだったりゾンビだったりする、と言う点である。

ルビは私。


そうですね。そこは私も気になりました。オバケ軍団だったのは帝国内で人間扱いされていない連中を集めて“頑張ったら人間にしてやんよ(嘘だけどなケッ!)”というような約束でもあったのかもしれません。町にいるよりは戦場にいたほうが居心地がよいでしょうし。


ところでディドロってwikiなどで見ると唯物論無神論の人となっているんだけどもその弟子だとするとキリスト者ってのはこれいかに。ま、信仰のあれはあれなのでサワラヌ大蟻食に祟りなしということでま、スルーしとくか。というかディドロも基督教もどっちも知らないから口出しするのはやめとこう。

ナレーションなんか、聞いてて背筋が寒くなるくらい反ユダヤ主義プロパガンダに似ている。やだなあ。わざとやってるの?



どんなナレーションだったのかもう既に忘れている。一人追い返された隻眼の男がナレーションやってたっけか。どうだったかなぁ。とりあえず、非常に分かりやすい感じではあった。してみると、正義vs悪=完全無欠vs河豚というのもある意味分かりやすいアメリカンヤンキー向けだったと。そういう意味では指輪物語も酷かったな。ってあのときもお怒り気味だったっけか。


特に専ら味方に損害を与える犀の突撃は素晴らしい。



もっと見たかった。象さんも。結局、戦闘シーンをもっと見たかったんだけど、そこで終りかい!という欲求不満が微妙に残ってしまうところが勿体無かった。でも前半の戦闘シーンはやっぱり良くてもう一度くらい見てみたい。


ワグラムより員数多そうなプラタイエーに至っては、かなり白けたと申し上げたい。



これは、最後の最後のことだろうか(あの突撃だとどう見てもあの隻眼死ぬよね)。あれも指輪物語くらいだったな。モブシーンは『トロイ』でもあったけれどあまり気にならなかった。規模というよりは配置の問題なんだろうか。


ワグラムで面白い映画とか無いですかね。どんなもんかちょっと気になる。あと、カンネーの会戦とかハンニバル物でいいのが無いかな。象も出てくるでしょ?


ところで。今回の拾い物はこちら → Frazetta - Google 検索


これってシュワルツネッガーのコナンとかそっくり。女がぼっきゅっぼーーーん!なのもアメリカンヤンキーな感じがして、端っこにハンバーガーでも添えておきたい。

1947年のベルリンって荒んでたのな。真に受けていいんだとすると、だけど。



戦後2年なら荒んでたとしてもおかしくないですね。日本の闇市だと警察役立たずみたいなイメージあるんだけど、ドイツだしなぁ。あ、ドイツらしい崖の高さって…やっぱヨーロッパは分からんな(日本もわからんけど)。暗くて峻厳なのが好きなのかな。


長くなってしまいました。が、久々に愛を感じて元気が出たのでいいんですこれで。m(_ _)m