You talkin' to me?

いや、偶々です。


音楽というか効果音だけが気に入らない。冒頭、水蒸気のなかからぶわぁっと現われるタクシーとか送り返された花とかモヒカンとかナイフでダムダム弾作るとことか44マグナムで腕が吹っ飛ぶところとかトラビス自身撃たれるとことか綺麗なシビル・シェパードとか(いま山姥みたい)イイ!


これ、『インソムニア』よりも上なんじゃないのか?不眠症映画としては(自分が年食ったから見え方が変わったのかね)。死に掛けて復活したトラビスはちゃんと眠れるようになったんだろうな。


そ・ん・な・ことより。ポン引きがハーヴェイ・カイテルだった! ロバート・デ・ニーロも若いけどハーヴェイ若い。しかも細いし。筋肉もりもりしてるのになんか変だと思ったら頭でかすぎてバランスが悪いのだった(兄ちゃん!)。デブになった今の方がかっこよく見える。あ、ジョディ・フォスターは子供なんだけど上手。サングラス外すところなんてかっこよすぎる。


そういえば。その昔、シカゴでタクシーが捕まらずに困っていたときに車(ボロイけどブロロロロッというエンジン音させるでかい奴。で、黒い車体にボンネットだけにはオレンジ色の巨大な炎)に乗せてくれたチンピラっぽい兄ちゃんがロバート・デ・ニーロが演じたチンピラっぽかった。チビだったけど。見た目怖いし、歩いている女性に向かって大声でプッシー!プッシー!言いまくるあんちゃんだったけど、根はよさそうでした。はい。よく乗ったな俺。